「大丈夫」
弱音を吐けない
引き続き、パニコの「あるあるエピソード」である。
私(パニコ)は、疲れた時に「疲れた」というのがとても苦手だ。
自分でも不思議なのだが、なぜか疲れている時ほど「大丈夫!」と強がってしまう自分がいる。うまく弱音を吐けないらしい。
この弱音を吐けない性格もまた、パニック障害と関係しているように思う。当時、発作が起こってしまっていた時も、弱音を吐けず人に相談することができなかったのだ。
弱音を吐けない性格のせいで、随分とこじらせてしまっているのも、また事実だ。(汗)
心と行動にギャップが
本日の四コマで描いたエピソードは、我が家のよくある光景だ。パニコは、「大丈夫!」と言葉では言いながらも、あからさまにイライラモードで家事をするのである。
その際中は、「私がんばってますけど、何か?」という感じなのだが(笑)、傍から見ればただのイライラしている迷惑な人である。
そしてこれは、たびたび夫婦喧嘩の火種となるのだ。(ごめんなさい。)
疲れているなら疲れていると言った方が、確実にその後スムーズに行くはずなのに、なぜ「大丈夫」と言ってしまうのだろう…
「疲れている」「手伝ってほしい」そう素直に言えたら、どんなにいいことか。
弱音を上手に吐けなければ、心と行動にギャップが生まれてしまう。
蓋をした感情は、結局はイライラ(欲求不満)となり溢れてしまうのだ。
イライラは感情に蓋をしているサイン
パニコの場合は、強がってしまっている時は無意識的な反応だ。だから、自分で気付いていないのが厄介なところである。
でも、最近はイライラしている自分には気づけるようになった。イライラは、感情に蓋をしているサインなのだ!
イライラに気づいたら、「私今無理してるな」「本当は疲れてるんだな」と思い直し、それを言葉にするように心掛けている。
それだけで、随分とイライラから解放される。(夫婦喧嘩も起こりにくい。)
自分の心なのに自分でこんなにも気づけないのは、本当に不思議な話だが、少しでも自分の感情に気づけるように努めたいものである。