「コミュ障」
「人見知り」とパニック障害
パニック障害になりやすい人の特徴として、「人見知り」もよく挙げられているが、パニコも、まさに「人見知り」である。
幼少期から母親の陰に隠れているような子どもで、周りからは「おとなしい子」と言われていた。自己主張をするのも、とにかく苦手である。
大人になればきっと治るものだと思っていたのだが、全く治る気配がない。(泣)
なので、できるだけ懇親会や飲み会のような、人が集まる場には行きたくないというのがが本音だ。
でもやはり、誘ってもらうとうれしいし断れないという性格もあり、また、全く顔を出さないのも孤立してしまう…という不安もあるため、時には参加してみる。
だが、その度に上手く会話に入れないまま、撃沈して帰宅するのである。(汗)
調べてみると、どうやらこれを「コミュ障」というらしい。
気を遣いすぎて気が利かない
人の集まりに参加している間は、穏やかそうなフリをしていても、心の中は全く穏やかではない。
手持ち無沙汰にならないように、ちまちまと食べ物や飲み物を口にしながら、話を聞いている風なのだが、頭の中では何を言おうか、どう振る舞うべきか、考えまくっているのだ。
気を遣いすぎて、全く気が利かない状態に陥っている。(笑)
そして、ほぼ最後まで喋らないということもざらにある。この間ずっと緊張状態にあるので、帰宅すると一気にダウンしてしまう。
「思っていること」を「言葉にする」のが苦手
会話に入れない理由は、もともと話をするのが苦手というのもあるが、他にもテンポが速い会話が苦手だったり、ウワサ話やグチが苦手だったり、ということも考えられる。
そして、最大の理由は人にどう思われてるかを気にしすぎてしまうためだ。そのため、「思っていること」を「言葉にする」には時間がかかる。
コミュニケーション能力の高い人は、「思っていること」を「言葉にする」のが上手なのだろう。(もちろんコミュニケーション能力はそればかりではないが)これは、「コミュ障」のパニコからすれば、本当にスゴイ能力である。
言いたいことをスッと言葉で表現できたら、どんなに楽しいだろう。
もっと、心からおしゃべりを楽しめるようになれたら、人生も変わりそうだと思うが、こればっかりはなかなか難しい。
脱「コミュ障」には、まだまだ時間がかかりそうだ。(汗)