自分で自分に「ダメ出し」ばかりしてる?
もし、身近に「ダメ出し」ばかりしてくる人がいたら、どんな気分だろうか。
もちろん、いい気はしないはずだ。
自分のダメなところばかり指摘されていたら、きっと気分が落ち込み、モチベーションも低下してしまうかもしれない。
できることなら、そんな上司や先輩と一緒に仕事をするのは、お断りしたいものだ(汗)
しかし!
自分対上司の構図ではなく、自分対自分の構図、つまり自己評価の観点で考えるならば、「ダメ出し」ばかりしているのは、実は「自分自身」ということはないだろうか。
自分で自分のダメなところ、できないことばかりに焦点を当て、自ら心をくじいている…なんてこともあるのかもしれない。
他人軸だった頃のパニコは、まさにコレだった(汗)
自分で自分の「ダメ出し上司」になってしまっていたのだ!
できないことばかりでなく、できていることも見る
さて、本日は、自己肯定感を高めるための方法として、「できないことばかりでなく、できていることも見る」についてシェアしたいと思う。
これは、前回の記事でも少し触れたのだが、パニコが「自分を認める」ために心掛けてきた3つのことのうちの1つである。
詳しくはこちらの記事を参照に ↓ ↓ ↓
「できないことだけでなく、できていることも見る。」
これは、至ってシンプルなのだが、意外と忘れられがちではないだろうか。
特に、以前のパニコと同様、完璧主義だったり他人軸だったりすると、自分のできないこと、ダメなところばかりに目が向きやすいものだ(汗)
できないところだけを見る「反省型評価」
例えば、今日の自分を評価するとしよう。100点満点中、仮に70点を付けたとして、「なぜ70点を付けたのか?」その理由を問われたなら、あなたは何と答えるだろうか。
もしこの時、「~ができなかったから。」とか「~がダメだった。」など、マイナス要素を答えたのなら、あなたの意識は自分の「できなかったこと」に意識が向いていることになる。評価した70点ではなく、できなかった30点の方を見ているのだ。
これを、「反省型評価」と呼ぶことにしよう。
私たちの多くは幼いころから、「反省する」ことを大事に育てられている。失敗すると決まって「反省しなさい」と言われてきただろう。
そのため、自己評価をすると、つい自分に厳しくなり、「ダメ出し」をしてしまう。
「ダメ出し」ばかりしていると、結果、欲求不満が膨らみ、自分で自分のモチベーションを下げてしまうことになり兼ねない。
もちろん、反省が悪いと言いたいのではない。自分を良い方へと改善するためには、できないことやダメなところも見る必要がある。
しかし、それだけになってしまうと、自分の良いところを見損ない、次第に自己否定をしかねない(汗)それは、自分を信じられなくなってしまう一つの原因になる。(以前のパニコのように…)
できていること・できないこと両方を見る「内省型評価」
では、評価した70点の方を見ればいいのか?
これも少し違う(汗)自分の良いところしか見なくなると、今度はただの自己満になり、発展性に欠けるだろう。
大切なのは、両方を見るということだ。
できていることも、できないことも。良いところも、ダメなところも。両方だ。
これを「内省型評価」と名付けよう。
内省は、自分の良いところにも悪いところにも、両方に光を当てることができる。
できないこともあるけれど、できていることだってある!ダメばかりではない!
それを明確にするだけで、不思議と心持ちは変わってくるのものだ。
「自分には、できていること、良いところもたくさんある」
それを知っていれば、自己肯定感がぐっと高まる。
そして、モチベーションが下がったり、欲求不満を蓄積させたりすることも防げるだろう。
自分育てられるのは、きっと自分自身!
反省ではなく、内省すること。
これは、パニコにとって自分と仲良くするために重要なポイントだ。
そして、自己評価の後は自分にこうアドバイスしてみるのだ。
「あなたは、~(できていること)に関してとても素晴らしい!
だから、~(できていないこと)を改善すればもっと良くなるだろう。」
まるで育て上手の上司にでもなったつもりで、自分に話しかける(笑)
案外悪い気はしないだろう。むしろ、モチベーションを上げられるかもしれない。
たったこれだけのことで、心の状態が変わるなんてウソみたいだが、少なくともパニコには効果的だった。
自己肯定感を高めるのも下げるのも、結局は自分の心の在り方次第なのだ。
自分の心のフィルター、偏った評価に気づき、それを修正しさえすれば、全く違う世界が広がる。
自分で自分を育てる。
そんなつもりで自分とつき合っていきたい。そして、自分の成長を見守っていけたらいいなと思うのだ。
つい外へ外へと意識が向きがちだが、自分を育てられるのはきっと自分自身なのだ。
※読者の皆様へ
ブログのスタイルを少しばかり変更しました。
これまで冒頭に掲載していた四コマ漫画を廃止し、挿し絵をはさむ形にさせていただきます。もし、四コマを楽しみにしてくださった方がいましたら、大変申し訳ありませんm(__)m
引き続き、スローペースで記事を書いていく予定ですので、どうぞよろしくおねがいします。