結果だけでなくプロセスも大切に!
さて、引き続き、自己肯定感を高め方について触れていこう。
これは、あくまでもパニコが経験を通じてこう思ったよ、というお話である。
今回は、自己肯定感を高める方法の2つめとして、「結果だけでなくプロセスも大切にする」ということについてシェアしたい。
結果とプロセスどちらを重視するか。
これはよく議論にもなるテーマのひとつだが、今回は「自己肯定感を高める」ということを前提においた考えである。
もちろん、ビジネスや勝敗を決めるスポーツの試合など、結果を出すことが重要な場合もある。
しかし、以前のパニコのように自己肯定感が低い人、他人軸で評価してしまう人は、プロセスを重視してみることも大切ではないだろうか。
二極化思考のワナ
その理由として、結果ばかりを重視してしまうと、二極化思考に陥りやすいからだ。
良いか、悪いか。
成功か、失敗か。
正解か、不正解か。
…
この二極化した判断だけになってしまうと、そこに至るまでのプロセスや背景が全く見えなくなってしまう。
例え結果が出せなくても、そのプロセスが完全にダメという訳ではないはずだ。
アイディアそのものは素晴らしかったり、人一倍努力を重ねていたりなど、何かしら良い点があるはずだ。
二極化思考は、このプロセスの部分を全部帳消しにしてしまう恐れがあるのだ(汗)それでは、自分のやってきたことが報われなくなってしまう。
何だか否定されているような気分になり、「自分には才能がない…」と挑戦することをあきらめてしまうかもしれない。
それでは、あまり、自己成長という観点で、建設的とは言えないだろう。
それよりも、プロセスの部分にも光を当てて、良かったところを拾ってみたら、きっと次につながっていくはずだ。
結果を評価する基準はどこにある?
そして、この二極化思考には、もう一つ落とし穴があるように思う。
良い・悪い、成功・失敗、正解・不正解…
これは一体に何を基準に判断しているのだろう。
もちろん、自分で決めた基準(目標など)であれば良いのだが、多くの場合は 誰かが決めた基準 に従っていることが多いのではないだろうか。会社の定められた目標や世間的な評価などのように。
その基準は絶対ではないはずだ。たった一つの目安にしか過ぎない。しかも、自分の外にある基準なのだ。
にもかかわらず、つい、結果がもたらす評価に一喜一憂してしまう。これでは結局、他人軸のままである(汗)
プロセスを重視すると、自分が納得できる!
大切なのは、きっと自分が納得できるかどうかなのだ。
プロセスを観ることは、自分が納得するための余地を与えてくれる。それは、評価の基準がひとつではなくなるからだ。
「前よりも上手くいっている!」
「~の部分でとても努力できた!」
「新しい発見ができた!」
プロセスを観れば、様々な観点で評価ができるし、次につなげられるヒントも見つかるかもしれない。
自分の基準で判断し、自分の行動に納得できれば、内側から充実した感覚に満たされるだろう。
その充実感こそが、自己肯定感を高めるカギであり、外からの評価だけに惑わされず、マイペースに成長していくためのコツなのではないだろうか。