妊娠してコーヒーが苦手になった
妊娠すると体質が変化するとか、食の好みが変わるなどと聞いたことがあったけど、いざ自分が妊娠してみて、こんなにも変わるものなのかと本当に驚いた。
パニコは今回が初の妊娠体験なのだが、これまで大好きだったコーヒーが急に苦手になってしまったのだ。
今までは、暇さえあればコーヒーが飲みたい人間で(ちょっと中毒気味なくらい(汗))、コーヒーの無い生活なんて考えられなかった。
それなのに、妊娠した途端に、さっぱりコーヒーを飲みたいと思わなくなってしまった。
コーヒーの苦みや後味、香りなどが、何となく頭痛や吐き気を誘うような感じがするのだ(汗)
これには、自分でも相当驚いている!
コーヒーと言えば、カフェインが入っている。
カフェインは妊娠中は控えなければならないので、そんなことパニコにできるのかと少々不安の思っていたのだが、むしろ今は飲む気がしない。
これまで、何度かコーヒーを控えようと決意したこともあったが、いつも挫折に終わっていた(汗)
それくらい欠かせなかったコーヒーがなぜ…!?
とても不思議である。
他にも変化したことと言えば、白米が美味しくて仕方ないことである。
それまでは、どちらかと言えばパン派で、自らご飯を欲することは少なかったのだが、今は異様にお米が食べたくなる。
これも大きな変化だ!
妊娠中に食の好みが変わるのはなぜ?
こうした妊娠中の食の好みの変化は、面白いことに、周りに聞けば本当に人それぞれ違うようだ。
酸味のあるものが食べたくなるとか、ジャンクフードが食べたくなるとか、そういう話はよく聞くが、パニコは全く予想していなかった変化が起こった。
一体どういう原理なのか??
人の身体って、本当に不思議である。
調べてみると、妊娠中は赤ちゃんに栄養を送ったり、ホルモンバランスが変わったりすることで、つわりが起こる。
それによって、食の好みが変わるのだろうという、ちょっと曖昧なことしか分からなかった。
人によっては、赤ちゃんの好みの食べ物を先取りしてママが食べたくなる、という情報も。
いずれにせよ、身体が自然に何かバランスを取ろうとしている結果なのだろうと思う。
パニコの場合は、妊娠をきっかけに、それまで偏っていた栄養バランスを調整しようとしてくれているのかなと感じる。
妊娠中、ママの身体は繊細に。
妊娠中は、きっとおなかの赤ちゃんを守るために、ママの身体は繊細になるのだろう。
こうした身体の繊細な声に耳を傾けることは、健康管理の上でとても大切な気がする。
どうしても、慣れ切った生活習慣の中で、身体の声に鈍感になってしまいがちだが(汗)、きっと私たちの身体は、無意識でいてもちゃんと調整する機能が備わっているはずだ。
人の身体って、本当に不思議でスゴイとつくづく感じるものだ。
出産後は、多くの人はもとの食好みに戻ると言われている。
でも、この機会に、飲みすぎだったコーヒー習慣を改めることができたのだから、今後も継続できるよう努力できたらいいなと思う。
こうして、自分の身体に繊細になるきっかけを与えてくれたお腹の赤ちゃんには、本当に感謝である。