うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは過去にうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

親子であっても「人対人」。理想の子育てについて考える。

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子育てゼロ年生。

最近、「子育てのあり方」について、うつ夫と話すことがある。

パニコが妊娠して、もうすぐ「親」という役割が与えられる訳だが、うつ夫もパニコも「子育て」に関してはゼロ年生だ。

今のうちから、「子育て」について考えておくことは、大切かもしれない。

 

 

子育ては親自身が育つ

パニコの場合、「子どもを育てる」と思うことは、少しプレッシャーに感じる(汗)

パニコはもともとリーダー性がないし、教えるのも得意ではない。

それに、あまり考えを押し付けたくはないな、と思っている。

 

もちろん、親として伝えていくべきことはあるかもしれないが、できればフォロワーシップで子供の考えを大切にしながら、成長を見守るくらいのスタンスでいれたらと思うのだ。

その中で、自分自身も、子どもと一緒に考え、学び、成長していけたら、これ幸いだ。

 

子育ては、子どもを育てるようで、親自身が人として育つものなのかもしれない、今はそんな風に思っている。

 

そう思う方が、前向きに「子育て」を捉えることができる気がするのだ。

 

 

「横並び」の子育て

そして、うつ夫もまた、「横並び」の子育てを理想と考えているようだ。

 

というのも、「親」と「子」という肩書で考えてしまうと、どうしても上下関係になりやすいからだ。

でも、そうではなくて、「横並び」のポジションで考え、それぞれが、それぞれの成長過程を進んでいく、そんなイメージだ。

 

下の図は、うつ夫が共有してくれたイメージ図である。

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上の図のように、年齢の経験値で考えてしまうと、少し上からの「親」目線で、考えを押し付けがちになってしまう気がする(汗)

でも、それぞれの役割における経験値と思えば、常に「横並び」でいられるのではないだろうか。

 

親と子が「横並び」で「共に考える」ことを心掛けられたら、子どもの想いをより大切にしてあげられるかもしれない。

 

 

 

親子であっても「人対人」

「親」といっても、少し先に生まれただけであって、ただの役割である。

絶対でも完璧でもないのだ。

 

それに、時代とともに常識や価値観も変わっていくのだから、きっと子供と一緒に考えることは、たくさんの学びをもたらしてくれるはずだ。

 

親子であっても「人対人」。

 

親だから。子どもだから。

そういった肩書きにとらわれ過ぎず、人として、それぞれの持つ個性や考え方を共有し合い、共に成長できる、そんな関係づくりができたらいいな、そんな風に思う。

 

 

もちろん、これは理想の話であって、子育てが始まったら、きっとてんやわんやで、それどころでは無くなってしまうかもしれない(汗)

 

でも!

だからこそ、今のうちから考え、夫婦でたくさん話し合っておきたいなと思うのだ。