最近になって、少しずつ「子育て」について考えるようになってきた。
何しろ、「子育て」に関して、ゼロ年生のうつ夫とパニコである(汗)
きっと、その時になってからでは、てんやわんやで余裕がなくなってしまうだろう。
今のうちから、少しでもアンテナを張っておこうと思い、最近ちょっとずつ「子育て」系の本を読みだしたパニコである。
その中で、パニコがとても勉強にになった本が、菅原裕子さんの『子どもの心のコーチング』という本である。
子ども自身が自分で考えて行動できるようになるために、親がどんな対応をしたらいいのか、コーチングの観点から分かりやすく解説してくれている。
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この本の中で書かれていた「ヘルプ」と「サポート」の考え方に、パニコは、とても共感したので、少し紹介したいと思う。
おそらく、子育てをしていると、可愛い我が子のためについ何でもしてあげたくなってしまうことがあるのだろう。
親の目線から、「こうしたら?」「ああしたら?」と、手出し口出ししてしまいたくなることが想像できる(汗)
それもこれも、子を想う親心なのだろうが、こうした手出し口出しは、子供の成長を阻害してしまう可能性があるのだ。
それは、子どもが自分で考えて行動する機会を奪ってしまうことになるからだ。
例え失敗したとしても、それも経験のうちで、成長のためには必要なことである。
冷静に考えれば、その通りと思うけれど、きっと子育て中は必至だし、子どものことが気になって仕方ない、というのが親心だろう。増してや子供が失敗するのなんて見ていられない。
だから、つい手出し口出ししてしまうのだろう(汗)
菅原裕子さんは、こうした手出し口出しを「ヘルプ」と定義し、それに対して「サポート」することを推奨している。
親がやってあげることが「ヘルプ」だとしたら、「サポート」は子どもが自分でできるようにフォローしていくことである。
「ヘルプ」と「サポート」、似たような言葉だが、こうして考えてみると全く別物だ。
パニコ的には、この「サポート」とは、基本は「見守る」ことなのかなと思う。
親という漢字は、「木」の上に「立って」「見る」と書くように、子どもを見守る存在なのかもしれない。
木の上に立つということは、それだけ親は子どもより広い視野を持つことができるということを表しているのだろう。
必要に応じて、いつでもフォローできるように、常に見守っている。
それが親の愛なのかなと思うのだ。
我が子といえども、いずれは独り立ちしてしていくのだから、子どもの自立を促してあげるのが親の役目なのだろう。
「ヘルプ」or「サポート」、すごく難しいところだろうけれど(汗)、子育て中は、そのさじ加減を考えながら、「今、子どもの成長のためにどうするのが良いか」ひたすら考える日々なのかもしれない。
でも、それってすごく大切なことだと感じる。
多少じれったくても、失敗や間違いを経験しながら、子どもが自分のペースでやり方を見つけていくのを、見守ること。
そして本当に必要な時に、手を差し伸べること。
そうやって、子どもを見守りながら、親自身も成長していくのだろう。
今回、『子どもの心のコーチング』を読んで、親のあり方について考えることができた。
子育ては、きっと思うようにはいかないだろうけど(汗)、こうして、少しずつでも勉強しておきたいなと思うパニコであった。
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