気がつけば、出産予定日まで残り2か月となった。本当に早いものである。
お腹が大きくなるにつれて少しずつ実感がわいてきて、パニコの中で、赤ちゃんに会える日までのカウントダウンが、すでに始まっている。
また、うつ夫と共に、赤ちゃんグッズの準備や部屋の模様替えなど、赤ちゃんを迎えるための準備もし始めた。
そんな中、ほんの少し、心や暮らしにも変化が生まれた。
このところ、毎日が勝負というか、一日一日がとても大切に感じるようになったのだ。
パニコは、仕事を予定日の一か月前までやろうと決めていたので、まだ今は仕事を続けている。
正直、お腹が大きくなって、予想以上に身体の負担が大きく、大変さは感じている(汗)
やはり、今までと同じようには身体が動かないし、動作も遅くなってきた。
ちょっとしたことで疲れてしまうし、ただ靴を履くという何でもない行為すら、やたら時間がかかる(汗)
でも、だからこそ、一日一日が無事に過ごせたことに、大きな喜びと安堵感、そして、感謝の気持ちが湧いてくるようになった。
「あぁ、今日も無事に過ごせた!赤ちゃんも無事でいてくれてありがとう!」
そんな風に毎日思う。
それは、今、自分の身体だけじゃなく、赤ちゃんの命も担っているという責任感がどこかにあるせいなんだろう。
思えば、以前だったら多少無理をしてでも、その場を乗り切るために頑張ってしまったり、身体や心の小さな変化を見て見ぬふりをしたり、ということがあった気がする(汗)
そのせいで、逆に心身をこじらせてしまうなんてことも。
でも、今は、心身の状態を繊細に感じながら、どこまでだったらできそうか、身体と相談しながらの日々だ。
そして、できそうな時はできる事をやる。休みたい時は休む。
決して無理をするのでもなく、かといって、何もしない訳でもなく、その時々の状態をみて身体とつき合っている、という感じだ。
以前と比べたら、できないことも多いかもしれないが、こうして日々、自分の身体を繊細に感じながら、身体に素直に生活することは、内面的にもより穏やかになって、とても良いことだと気づかされた。
何だか、その時その時を大切にできている感じ。
良い意味で緊張感を持ちながら、毎日を丁寧に過ごせているように思う。
忙しいと、心が亡くなってしまい、ついがむしゃらにやり過ぎたり、大切なことを見逃したりしてしまいがちだが、こうして丁寧に過ごすことで、心の充実感も得られる。
これも、赤ちゃんがパニコに届けてくれたプレゼントかもしれない。
あと2か月。
これからも、その時その時を大切にしながら、毎日を丁寧に過ごしていきたいものだ。
そして、無事に我が子と会えますように。